和食に多量に含まれてるっていう話。
海草は「海中のヨウ素を生物濃縮する」のだそうで。
和食は昆布ダシを使うし、ワカメやひじきをよく食べる。
それが放射性ヨウ素へのいわゆる「耐性」になってるかもしれない、
って安心してもらうためのお話です。
微量の放射性ヨウ素はなかなか体内に蓄積しない日本人の話です。
どうだ(笑)!!!
(さっきまでこの目的書き忘れていたくせに・・・)
【甲状腺とヨウ素の関係】
甲状腺は、ノドボトケの周りあたりにある内分泌器官です。
内分泌器官というのは、ホルモンを分泌する器官です。
甲状腺のほかに、視床下部、脳下垂体、副腎皮質、副腎髄質、
卵巣、精巣、すい臓などなど、たくさんあります。
ホルモンとは特定の器官で生成&分泌され、
さらに別の器官の活性を調整する物質です。
いろんなのがあります。
(えっと、ギターで鳴らした音がアンプで増幅されるみたいな感じ?
さらに途中にエフェクターがあったり、スピーカーで音量調節したり。)
ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料です。
なので、人がヨウ素を摂取すると、
すみやかに甲状腺に運ばれる仕組みになっています。
先に記したとおり、日本人はヨウ素を十分に摂取しやすい食文化のため、
偏食していない限り、
常に甲状腺に無害なヨウ素が蓄積され、
日々、甲状腺ホルモンを生成し分泌しています。
ちなみに甲状腺ホルモンの受容器は全身の細胞に分布しており、
(さっきの例で言うと、全身の細胞にギターアンプがある)
甲状腺ホルモンは全身の細胞の代謝の調整をしています。
ちなみに「代謝」とは、
生物が摂取した成分に化学変化を起こさせることです。
食べたものを消化したり、
吸った酸素が二酸化炭素と水になったり、
呑んだ酒が肝臓で分解されたり、
食べたものが分解されてできたアミノ酸その他のものを使ってDNAを合成したり、
ありとあらゆる生存に必要な作用です。
【核医学専門の医師から直接聞いた話】
甲状腺癌の治療に、放射性アイソトープ療法というものがあります。
今回問題になっているような放射性の放射同位体のヨウ素を摂取させ、
甲状腺に放射性同位体のヨウ素を蓄積させ、
甲状腺の癌細胞に放射線がピンポイントで当たり、
癌細胞の機能を止めるわけです。
先に記したとおり、ヨウ素は体内に摂取するとすみやかに甲状腺に運ばれるため、
体の他の組織を傷つける心配は無いそうです。
この放射性アイソトープ療法を実行するとき、
我々日本人は、元々十分な量のヨウ素が甲状腺に蓄積しているため、
なかなか放射性同位体のヨウ素131が甲状腺に蓄積されない。
そこで、前もって2週間ほどヨウ素抜きの食事療法をする必要があります。
これが、まるでダシの効いていない食事を2週間も続けるため、
和食が大好きな人にとっては、ものすごい不味い食事だそうです。
体の安定ヨウ素が抜けきった後、
放射性ヨウ素131を投与して、甲状腺癌の治療となります。
放射性ヨウ素131の半減期は8日ほどなので、
一ヶ月もすれば放射線は発しなくなる、
もしくはとっくに体外に排出されてしまい、
もう50年以上も安全に行われている治療法だそうです。
【用語説明】
アイソトープ(同位体)とは、
「同じ原子番号を持つ元素の原子において、原子核の中性子(つまりその原子の質量数)が異なる核種の関係、あるいは核種」
ってのが、正式な定義ですが、
ひらたく言うと、
同じ元素でも、ちょびっと重さが違うのがあるんだよ☆
ってとこ。(定義を略しすぎか)
今回問題になっているヨウ素のアイソトープ(同位体)は、
何が問題って、
放射性があるということ。
放射線がなぜ怖いかというと、
生体を通過するときに染色体情報を壊すことがあるから。
大量の細胞の染色体が壊されると、正常な細胞の産生と発育が追いつかない、
もしくはエラーしまくった細胞が増殖する(癌細胞)。
放射性同位体とは、
「構造が不安定なため時間とともに放射性崩壊していく核種(原子核)である。」と定義されています。
もともと、“ちょびっと重さが違う”ために、
その存在自体が不安定で、
いらん重さの部分を電磁波や粒子線として放射しながら崩壊し、
別の元素になったり、もともとの安定元素になったりする。
半減期とは
「放射性核種あるいは素粒子が崩壊して別の核種あるいは素粒子に変わるとき、元の核種あるいは素粒子の半分が崩壊する期間を言う。これは核種あるいは素粒子の安定度を示す値」
と、定義されていますね。
ちょっと重たい部分を生物に有害な放射線を発しながら減らして行き、
100個あればそのうち50個が無害なものに変わってしまうまでが半減期、
だそうです。
一個一個の粒子が必ず半減期で別物になるって意味ではありません。
あくまでも確率やら割合で「半分の数」が放射線を発しなくなるまで、です。
ちなみに、セシウムの半減期って30年なんで、
ヨウ素よりよっぽど問題だと思うんですが・・・・
まあ、放射量が少ないから後回しになってると思いたいです・・・
(文責:宇宙ロック管理人まちまち)

枝野さんもさ、かなりがんばって会見してくれてると思うんだけど、
国際放射線防護委員会(ICRP)が基準値にもう少し幅を広げて良いと勧告しているし、
元もとの基準が厳しすぎるという専門家の見解もあるので、
政府としては、健康被害と生活破綻とを天秤にかけて、
妥協点を早く探ってあげると良いんじゃないかと思う。
東電の幹部がしっかりしてくれないと、
現場の作業員も、政府も、判断ができないと思うんだよね。
どこの党が指揮をとっても、この状態じゃ似たようなもんだと思うし、
ここは、党の枠を払ってでも、
全ての議員の英知を集め、英断していってほしいと思う。
大連立には政策上の問題は多々あるとは思うが、
そこは例外的にやっていけないものだろうか?
これは民主党側にモラルを求めたい。
火事場泥棒的な政局やら政略やらは一切企まないという前提で、
自民党との協力を探っていってほしい。
現状で、解散総選挙なんてやってる余裕は無いのだから、
ちょっと頼りない菅総理をアシストして、
被災地の復興、原発事故に対処していってほしいわ。
【参考資料】
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail680.html

※食品中のヨウ素含有量は、産地の土壌中のヨウ素濃度や飼育飼料中のヨウ素含有量、ヨウ素添加量により、大きく変動します。